喪服を購入する際に、一緒に揃えると便利なもの、更に揃えておかないといけないものがあります。まず、女性であれば黒のストッキングが必要になります。例え葬儀が夏場であっても、生足というのは論外になってしまい大変失礼なことになります。常に黒ストッキングは予備も含めて買っておく必要があります。次に、数珠です。数珠は葬儀の際に必要なものですが仏教徒でない限り、数珠を持っている人は少数ではないかと思います。ここで注意したいのが、数珠の貸し借りは基本的に禁止されています。ゆえに自分用の数珠を予め用意していくことが必須になります。近場に仏具ショップがない場合は、お寺などでも置いていますので、用意しておきましょう。喪服を販売している、百貨店のフォーマルコーナーにも、数珠が置いてあるので高価でなくとも良いので、喪服と一緒に購入しておくといいかもしれません。そして、袱紗も揃えておきましょう。袱紗は香典を包むものです。葬儀で袱紗に包まずに香典を持ち込むのは、マナー違反です。また、注意したいのが袱紗の色です。袱紗は慶事にも使用しますから、色とりどりの美しい色合いのものが多く販売されています。つい自分の趣味で艶やかなものを購入して後で恥をかいたら大変です。弔事の際には、色目の暗いものを選ぶべきです。もし慶事にも使えるものをお求めなら、紫の袱紗をおすすめします。紫は両方に使用できるので、重宝することでしょう。
弔事には喪服で出席するのが常識なのですが、だからといって喪服のみでは必然的に事足りなくなってしまいます。弔事にはそれに相応しい小物がどうしても必要となってくるからです。そこで、喪服を購入する際に、ぜひとも一緒に買い揃えておくと良いものをいくつか取り上げてみます。まず、必須の小物として買っておきたいのは袱紗です。最近は喪主側が香典を辞退する葬儀も増えてきましたが、香典を手渡す際はこの袱紗に包んで持ってゆくというのがお通夜や葬儀、告別式におけるマナーです。注意しておきましょう。次に、もちろん数珠も買っておいてください。ご存知の通り宗派によって数珠の扱いは異なるのですが、だからといって持参せずに参列するのは大変失礼です。あらゆる宗派で使用できる略式の数珠というものがありますから、それを用意しておけば安心です。更にはカバンや靴、ハンカチといったものも必要になってきます。いずれもシンプルなデザインで、色は黒いものを注意深く選びましょう。ハンカチに関しては白でも問題ありませんが、その他の色や柄物はNGです。